2006-03-24 ArtNo.37419
◆Cadila、代謝異常治療薬の第2次臨床試験認可取得
【ムンバイ】グジャラート州Ahmedabad拠点の製薬会社Cadila Healthcare Ltd(CHL)は、インド薬品監督総監(DCGI:Drug Controller General of India)から代謝異常(Metabolic disorder)の治療に用いる新分子種(new molecular entity)“ZYH1”の第2次臨床試験を進める認可を取得した。
エコノミック・タイムズが3月21日、CHLのボンベイ証券取引所(BSE:Bombay Stock Exchange)への報告を引用し伝えたところによると、第1次臨床試験が成功裏に完了したのに伴うもので、第2次試験は治療効果の評価に照準が合わされる。
CHL傘下のZydus Research Centreにより開発された“ZYH1”は、脂質プロフィール(lipid profile)を改善し、糖尿病患者の心血管障害リスクを低減させるものと期待されている。Zydus Research CentreのB B Lohray所長によると、“ZYH1”は、糖尿病患者と非糖尿病患者双方の脂質代謝異常(dyslipidemia)を治療する効果が予想されると言う。
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