2006-03-17 ArtNo.37397
◆公募までの間TCGをHPL最大株主に:会社法委員会
【ニューデリー】会社法委員会(CLB:Company Law Board)は、Haldia Petrochemicals Ltd (HPL)を巡るThe Chatterjee Group(TCG)と西ベンガル州政府の紛争を解決するため、HPLの公開公募(IPO)までの間、TCGに最大株主の地位を認めることを含む4ポイントの妥協策を提示した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月14日報じたところによると、CLBのS Balasubramanian議長は、『TCG(原告)と西ベンガル工業開発公社(WBIDC:West Bengal Industrial Development Corporation-被告)間の株式移転は取り消す』、『同株式移転に伴いTCGからWBIDCに支払われた取引代金の一部は返還する』、『TCGはIndian Oil Corporation (IOC)に対する150クロー(US$3359万)の株式割り当てと法人債務再編パッケージに基づきIndustrial Development Bank of India(IDBI)を初めとする金融機関に135クロー(US$3023万)の株式を割り当てることに異議を唱えない』、『TCGに別途凡そ395クロー(US$8845万)の株式を割当、TCG持ち分を51%に引き上げる』、『HPLはブック・ビルディング方式を通じたIPOを直ちに、もしくは3~4ヶ月内に実行する』の諸点を提案した。
|