1995-10-31 ArtNo.3736
◆<馬>ビッグ・バイクで観光振興:首相
【ランカウィ】マハティール首相は29日、マレーシア観光を促進する上からビッグ・バイクによる国内周遊を振興する可能性を示唆した。
この日ランカウィ島のハーレー・デービッドソン・ブティックの開所式で挨拶した首相によると、ハーレー・デービッドソンのような大型バイクを所有する国民や外国人、取り分けタイやシンガポールに居住する者はグループでマレーシアを周遊することができる。マレーシア政府はこの種の催しに反対しない。学生時代に友人とBSA250でシンガポールまでよくドライブした首相は、それ自身1200CCの川崎ボイジャーを所有していると言う。ハーレー・デービッドソン・マレーシアのヤハヤ・ジャリル重役(MD)によると、政府が今年2月に大型バイクの輸入税を120%から60%に引き下げて以来、バイクの売れ行きは良好という。
マハティール首相は、国産軽飛行機製造計画が技術的問題で暗礁に乗り上げた問題に触れ、「もし計画が技術的にも商業的にも実行可能と判断されれば、実行すればよく、自分は無理なことを他人に強制することは好まない」と語った。しかし首相は航空機の国産計画そのものは継続されるとの考えを示した。(NST,MBT,LZ:10/30)
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