SEAnews 2006-03-13 ArtNo.37358

【ニューデリー】国営石油ガス探査会社Oil and Natural Gas Corporation (ONGC)は、国営海運会社Shipping Corporation of India (SCI)と合弁でオフショア施設の買収／修理／保守の便宜を提供する新会社Offshore Marine Services Limited (OMSL)を設立する。
ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズが3月9／11日、ONGCのステートメントを引用し報じたところによると、新会社はONGCや他の石油・ガス会社に洋上施設に関わるエンド・ツー・エンドのソリューションを提供する。
ONGCは裸用船契約(bare-boat charter agreement)に基づきその洋上施設を合弁会社に貸与するとともに、これらの施設の運用に関して第1拒否権を認められる。シンガポール政府傘下のPSA Internationalが完全出資するPSA Marine of Singaporeが同事業の第3のパートナーを務め、洋上施設に対するサービスと修理を引き受ける。また金融機関も同プロジェクトに30％出資する見通しだ。ONGCとSCIは9日関係覚書に調印した。