2006-03-10 ArtNo.37352
◆Bharat Biotech、新型流行性感冒ワクチン開発でNovavaxと提携
【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州Hyderabad拠点のBharat Biotech International Limited (BBIL)は、米国企業Novavaxと、インド及び東南アジア諸国連合(ASEAN)向け新型インフルエンザ(pandemic influenza)ワクチンの高速開発(rapid development)に関する戦略提携を結んだ。
ザ・ヒンドゥーが3月7日報じたところによると、両社の提携の下、BBILは最適な製造法に関わる臨床前及び臨床研究とワクチン商業化の費用を負担する。Novavaxは臨床前及び臨床データへの無制限のアクセスを認められ、セールスに伴うロイヤルティーの支払いを受ける。
BBILのKrishna M. Ella会長兼MDが6日語ったところによると、Novavaxの『ウイルス様粒子(VLP:virus like particle)』技術により、組換え蛋白質(recombinant protein)を用いて、ウィルスの構造を複製し、感染や発症のリスクなしに新ワクチンを開発できる。またVLP技術を用いることにより、突然出現する新型インフルエンザの脅威に迅速に対応できる。BBILは、今会計年度末までに、臨床試験を開始することを目指していると言う。
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