1995-10-31 ArtNo.3735
◆<馬>KIGグループ、サラワク州製造業務にM$4億投資
【クアチン】サラワク州コタ・サマラハン工業区(KSIE)における屋根材/厨房用品製造事業にこれまでにほぼ1億Mドルを投じたインドネシアのKIGグループは、これらの業務の拡張に更に1億Mドルを投資するとともに、少なくとも3億Mドルを投じてビントゥルにガラス工場を建設する計画だ。
KIGグループの新設子会社KIGセラミクス・インダストリアルSdn Bhdとボルネオ・エナメル・インダストリアルSdn Bhdは先週土曜、それぞれ屋根材及び厨房用品工場の開所式を催した。KIGセラミクスのI.T.タン重役(ED)によると、KIGセラミクス社の屋根用タイルの製造能力は当初年間700万個だったが、現在は昼夜兼行の操業を行っている。クリスマス前には第3製造ライン(125万個)が稼働し、合計製造能力は245万個に達する。来年は最近買収した既存工場の隣接地に6000万~7000万Mドルを投じ、年産240万個の新工場を設ける。製品の76%はブルネイ、シンガポール、台湾、インドネシア、ミャンマー等に輸出されている。
ボルネオ・エナメルは5カ月前に操業を開始した工場で目下1日3万2000個の厨房用品を製造している。これまでに4000万Mドルが投資されたが、更に異なる製品の製造ライン2本の増設が予定されている。同社の75%の製品は米国、中東、シンガポール、フィリピン、南アフリカ等に輸出されている。KIGセラミクスとボルネオ・エナメルの雇用者数は合わせて1000人で、更に300人の雇用が予定されている。
ビントゥルにおけるガラス工場計画は事業化調査中で、調査には6~12カ月を要する見通しと言う。(STAR:10/30)
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