2006-03-10 ArtNo.37339
◆ロシア企業MMK、オリッサ州に1千万トン鉄鋼プラント計画
【ニューデリー】ロシアの年商52億5000万米ドルのMagnitogorsk Iron and Steel Company (MMK)は、オリッサ州に年産1000万トンの鉄鋼プラントを設けることを計画している。
インディアン・エクスプレスが3月9日報じたところによると、MMKはインド政府に用地の割当を求めている。最近、韓国のPoscoやMittal Steelが発表した同規模の鉄鋼プロジェクトを基準にするなら、MMKの投資額は100億米ドル前後にのぼるものと予想される。
年産1138万トンのキャパシティーを擁するMMKはロシア最大の鉄鋼会社で、2005年の売上げは52億5000万米ドル、税引き前利益は14億1000万米ドル。
Manmohan Singh首相が最近、モスクワを訪れた際、ロシアのVictor Khristenko産業相はMMKとRusalのインドにおける投資計画を提起、用地の提供等を要請、これに対してインド政府は協力を約束した。
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