2006-03-08 ArtNo.37331
◆小型車コスト、値下げに関わらず予算案前とほぼ同レベル
【ニューデリー】新年度予算案発表後の値下がりを期待し、乗用車の購入計画を繰り延べたバイヤーは、多少失望したものと見られる。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月5日報じたところによると、少なからぬカー・メーカーが小型乗用車(small cars)に対する消費税の8%ポイント引き下げを受け続々1万1000~2万5000ルピーの値下げを発表しているが、これらのメーカーは予算案発表前にオファーしていたディスカウントを停止したため、バイヤーが支払う額は予算案発表前と発表後とさしたる違いがない。
デリー・ベースのカー・ディーラー筋によると、カー・メーカーが予算案発表前にオファーしていた1万~2万2000ルピーの割引を中止したため、譬え1万1000~2万5000ルピー値下げされても、バイヤーは予算案発表前に比べせいぜい2000~4000ルピー支払いを節約できるに過ぎない。
予算案発表前に多くのカー・メーカーは、予算案発表後と同じ価格をキャッチ・フレーズに関心の繋ぎ止めを図っていたことから、公約通りの結果とも言える。
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