2006-03-08 ArtNo.37330
◆シンガポールの海運会社NOL、鉄道輸送ライセンス獲得
【ムンバイ】シンガポールの政府系海運会社Neptune Orient Lines(NOL)は、地元パートナーと合弁でインドにおける鉄道コンテナ輸送サービスを手掛けることを原則的に認められた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとザ・ヒンドゥーが3月5日、NOLのステートメントを引用し伝えたところによると、NOLとHindustan Infrastructure Projects and Engineering Pvt Ltd (HIPE)の合弁に成るIndia Infrastructure and Logistics Pvt Ltd(IIL)は、向こう20年間にわたり輸出入貨物と国内貨物の輸送を全国どこでも手掛けることができるカテゴリー1のライセンスを取得した。同ライセンスの有効期限は満期後さらに10年延長できる。IILは当面Mumbai-Delhi間のサービスに力を集中する。
NOLのCedric Foo副社長は、「陸上施設への投資を通じ、インドにおけるサービスを補強するとともに、新たな収入源を開拓する」と抱負を語った。
HIPEのオーナー、Rajeev Chandrashekar氏によると、同社が運輸事業に投資するのは初めてのことだが、鉄道コンテナ輸送は今後フォーカス・エリアになると言う。
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