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2006-03-06 ArtNo.37321
◆サカタインクス、グジャラート州に国際調達プラント設置
【ムンバイ】サカタインクスの完全出資子会社Sakata Inx (India) Ltd(SIIL)はグジャラート州Bharuchに当初35クロー(US$784万)を投じて国際調達プラントを設ける。
ビジネス・スタンダードが3月4日報じたところによると、全インド印刷用インク製造業者協会(AIPIMA:All India Printing Inks Manufacturers' Association)会頭も務めるSIILのV K Seth重役(MD)は、このほど以上の消息を明らかにした。それによるとSIILはグジャラート州政府に20エーカーの用地の配分を申請した。土地が配分されたなら直ちに建設に着手、2007年までに操業を開始する予定だ。新設備が稼働すれば、SIIL営業額に占める輸出売上げのシェアは現在の10％から25％に拡大するものと見られる。
SIILが100クロー(US$2239万)を投じてラジャスタン州Bhiwadiに設けた工場は高級インク市場の40％のシェアを占めている。同社の顧客には、Coke、Pepsi、Nestle、SmithKline、Maggi、Sunsilkが含まれる。
小売り部門に対する外国直接投資(FDI)が自由化されるなら、軟包材パッケージ(flexible packaging)産業の成長率は現在の15％から2倍に加速するものと見られる。このためインク産業は、小売市場が外資に開放されるのを待っている。SIILは昨年9月、ラジャスタン州の既存工場に新施設を増設したと言う。
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