2006-03-06 ArtNo.37316
◆半導体設計会社eInfochips、日本子会社設立準備
【バンガロール】グジャラート州Ahmedabadを拠点にする半導体デザイン・サービス会社、eInfochipsは今年末、日本に完全出資子会社を設ける。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月28日報じたところによると、eInfochipsのTapan Joshi副社長はこのほど以上の計画を語った。それによると、eInfochipsは日本のチップ・デザイン及び組み込みシステム・サービス市場の開拓に本腰を入れる計画で、日本に子会社を設けることは、世界的布陣を強化することにもつながる。日本におけるビジネスは来年の売上げに20%貢献するものと見られる。
eInfochipsは、今年また400万~500万米ドルを投じてアーマダバードとマハラシュトラ州Puneにそれぞれキャンパスを設け、エンジニアの数も現在の約500人から今年末までに約700人に増員する。
日本進出計画と新キャンパスの建設に充当するため、ベンチャー・キャピタルもしくは機関投資家から新たに数百万米ドルの資金を導入する。
eInfochipsの2005-06年の営業額は、前年の約620万米ドルから1050万米ドルに60%の成長が見込まれる。過去3年間も毎年平均約60%の成長を遂げてきた。しかし2006-07年には80%増の1800万米ドルの売上げ達成を目指す。複合信号(mixed signal)や物理設計(physical design)領域の技術/ノーハウを手に入れるため、企業買収の可能性も検討していると言う。
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