2006-03-01 ArtNo.37288
◆合金鋼/非鉄金属の輸入関税を2.5%ポイント引き下げ
【ニューデリー】新年度予算案(General Budget 2006-07)は、合金鋼と一次及び二次非鉄金属の輸入関税を10%から7.5%に、2.5%ポイント引き下げるよう提案した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとエコノミック・タイムズが3月1日報じたところによると、この他、鉱物の輸入関税は一部の例外を除き15%から5%に、鉱石と精鉱(concentrate)の関税は5%から2%に、耐火煉瓦及びその原料の輸入関税は10%から7.5%に、それぞれ引き下げられ、再溶解用スクラップ(melting scrap)の輸入関税は0%から一次鉄鋼製品と同じ5%に引き上げられる。
JSW SteelのSheshagiri Rao財務担当取締役は、「鉄鋼業界は、インフラ開発や農村プロジェクトを促進する成長指向型の新年度予算により間接的に恩恵を享受できるが、鉄鋼業界自体に対する、奨励措置は見あたらない。我々は建設用鋼材に対する消費税率を16%から8%に引き下げるよう求めたが、聞き入れられなかった」と指摘した。
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