2006-02-27 ArtNo.37276
◆Serum、バイオSEZ事業にUS$2.69億投資
【プネー】インド最大のワクチン及び免疫生物薬輸出会社Serum Institute of India Ltd(SII)は、1200クロー(US$2.69億)を投じ、マハラシュトラ州Puneにインド初のバイオ特別経済区(SEZ)を設ける。
ザ・ヒンドゥーが2月24/25日伝えたところによると、SIIのCyrus Poonawala会長兼MDは23日催されたバイオSEZ起工式の席上、以上の計画を語った。それによると、バイオ・テクノロジーと製薬業専門の同SEZは、SIIの既存製造施設に隣接したHadapsarに設けられる。
SII傘下のSerum Biopharma Parkは、2010年の完成を目指し、段階的にプロジェクトを進める。第1期計画では55エーカーの土地に少なくとも500クロー(US$1.12億)を投じる。関係工事は既に開始されており、SEZの面積は最終的に250エーカーに拡大される。SEZのデベロッパーやテナントには直接税や間接税の免除等、中央政府と州政府による優遇措置が適応される。
SIIは同SEZ内に5~6ユニットを設ける計画で、1、2のユニットは3~5ヶ月内に操業を開始する。
SIIの2004-05年の営業額は600クロー(US$1.34億)をマーク、2005-06年のそれは750クロー(US$1.68億)に達する見通しと言う。
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