2006-02-24 ArtNo.37253
◆Ratan Jindal氏、Jindal Stainless海外事業を陣頭指揮
【ムンバイ】Jindal Stainless Ltd(JSL)のRatan Jindal副会長兼MDは、ドゥバイとロンドンに設けられる子会社のトップに就任、海外市場開拓の陣頭指揮をとる。
ビジネス・スタンダードが2月21日、JSLのArvind Parekh財務担当取締役の言として伝えたところによると、JSLは既にロンドンにJindal Stainless UKと称する完全出資子会社を設けており、3週間以内にドゥバイにもJindal Stainless FZEと言う子会社を設立する。Ratan Jindal氏は自らこれら子会社の最高経営者(CEO)を務めるが、引き続きインド・ビジネスのトップの座にとどまる。
西アジアは建設ブームでJSL製品の重要市場として急成長している。またロシアを含む欧州諸国から原料を仕入れているJSLにとって、欧州は鉄鋼完成品の主要市場でもある。
ちなみに上記海外子会社2社のCEOに就任するための全ての手続きが完了すると、『1999年外国為替管理法(Foreign Exchange Management Act, 1999)』の下、Ratan Jindal氏は非居住インド人(non-resident Indian)になると言う。
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