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2006-02-24 ArtNo.37251
◆GAIL、Kochi石化事業に優遇措置要求
【ニューデリー】国営ガス会社GAIL (India) Ltdはケララ州Kochiにおける石油化学プロジェクトの採算性を確保する狙いから、州政府に支援や優遇措置を求めた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月23日、消息筋の言として伝えたところによると、GAILは、Fertilisers and Chemicals Travancore Ltd (FACT)敷地を詳細事業化調査報告書に掲げられた価格で買い取ることを目指しており、州政府に取引への介入を求めている。GAILはまた、向こう15年間の契約税(contract tax:下請け業者の元請け業者に対するサービスに課される税)、入境税、印紙税、電力料、合計470クロー(US$1.05億)の一括免除を求めており、最近催されたオフィシャル・レベルの会合の席上、州政府はGAILの要求を前向きに検討することを約束したとされる。GAILのProshanto Banerjee会長兼MDとケララ州のOommen Chandy首席大臣は来月会談し、最終的結論を出すものと予想される。
GAILは2004年6月にケララ州政府と交換した覚書の下、Kochiに6200クロー(US$13.88億)余を投じて年産40万トンの石油化学プラントを設ける。負債/自己資本比率は70:30になるものと予想される。
石化プラントはコーチLNGターミナルの稼働と時を同じくして操業を開始するものと見られる。GAILが12.5%出資するPetronet LNG Ltd(PLL)は、同ターミナルを通じて輸入した液化天然ガス(LNG)を再ガス化した後、石化プラントの原料としてGAILに供給する。LNGはイランから輸入される可能性が大きいが、GAILはオーストラリア、カタール、オマーンから輸入する可能性も検討していると言う。
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