SEAnews 2006-02-24 ArtNo.37250

【ニューデリー】エネルギー資源開発を加速するインド政府は22日、新探査ライセンス政策(NELP:New Exploration Licensing Policy)の下、石油・ガス鉱区55ブロックと炭層メタン鉱区10ブロックの入札を募集した。
インディアン・エクスプレスが2月23日伝えたところによると、これはNELP下の第6次入札(NELP-VI)で、今回、入札にかけられたブロックの数は、これまでを遙かに上回っている。石油・ガス鉱区55ブロックの内、24ブロックは深水鉱区、6ブロックは浅水鉱区、25ブロックは陸上鉱区で、過去5回の入札でオファーされたブロックの半数に相当、探査鉱区の面積は3倍以上に拡大する。
Murli Deora石油天然ガス相によると、過去5回の入札を通じた探査契約により確認埋蔵量は6億トン増加、50億米ドルが投資された。
石油天然ガス省のM S Srinivasan次官によると、これまでの入札審査では震探／掘削等の作業スケジュールに対するコミットメントが重視されたが、今回はオペレーターの技術能力及び生産分与面のコミットメントが重視されると言う。