2006-02-22 ArtNo.37247
◆GAIL、次年度は管網/石化事業にUS$6.7億投資
【ニューデリー】国営ガス供給会社GAIL(India)Ltdは、次期会計年度、パイプラインの敷設や石油化学プロジェクトに2500~3000クロー(US$5.6億-6.7億)を投資する。
ビジネス・スタンダードが2月21日伝えたところによると、GAILのPrashanto Banerjee会長兼MDは20日以上の計画を語った。それによると、今会計年度の資本支出は1400~1700クロー(US$3.13億-3.81億)に達する見通しだ。
来年はDahej-Uran間とDabhol-Panvel間を含むルートにパイプラインを敷設する。最近の取締役会議で承認されたDabhol-Panvel間180キロのパイプラインは、見積もり敷設コスト1200クロー(US$2.69億)、2006年12月までの完成が目指される。
ウッタルプラデシュ州Pataの石油化学コンプレックスの年産能力を31万トンから45万トンに拡張する計画には、700クロー(US$1.57億)が投じられ、やはり2006年12月までの完成が予定されている。
ミャンマーはA-1 blockで採取されたガスの65%をGAILが取得することを認めており、同社は圧縮天然ガスをミャンマーから海路輸送する可能性を検討している。
Dabhol発電事業へのガス供給に関しては、液化天然ガス(LNG)ターミナルが今年9月末までに完成する。同ターミナルは既に70%完成しており、3月末までに残余工事を発注する。このため目下進めているアセスメント作業は3月半ばまでに完成させる。GAILはカタール、オマーン、アブダビ、マレーシア、オーストラリア方面とガス購買交渉を進めていると言う。
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