2006-02-20 ArtNo.37228
◆Hindalco、トン当たり2500ルピーアルミ値上げ
【ムンバイ】Aditya Birlaグループ傘下のHindalco Industries Ltd(HIL)は、アルミニウムのトン当たり価格を2500ルピー引き上げた。
ビジネス・スタンダードが2月17日報じたところによると、同社はアルミ製品を2月1日にトン当たり3500ルピー値上げしており、今月に入って以来2度目の値上げ。市場筋はNational Aluminium Company (Nalco)も追随するのではないかと予想している。Nalco筋によると、ロンドン金属取引所(LME)におけるアルミ価格が軟化しているにも関わらず、国内需要が旺盛なため、国内アルミメーカーは強気の見通しを抱いている。
電力部門と建設部門が需要を牽引しており、現在の値上がりは国内需要の増大に伴うものである。国内アルミ・メーカーはこれまでLMEの変動に合わせて毎月1回、価格に見直しを加えてきたが、今月は既に3度見直されている。
Hindalco筋は「LMEの1ヶ月の平均価格と関税水準の他、国内の需要動向をベースに見直しを行う」としている。
国内の他のアルミ・メーカー、Bharat Aluminium Company/Madras Aluminium Company/Indian Aluminium Companyは、NalcoとHindalcoの価格を目安に、調整を加えている。
|