【ニューデリー】国営Steel Authority of India Ltd (SAIL)は2月16日、傘下のIndian Iron and Steel Company (IISCO)を吸収合併した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズが2月17日報じたところによると、企業省(Ministry of Company Affairs)は15日、合併計画の最終認可を通知した。同通知によると、SAILとIISCO合併に関する鉄鋼省の提案は2005年6月に中央政府と産業財政再建局(BIFR:Board for Industrial and Financial Reconstruction)の承認を得た後、企業省に通知された。SAILの株主も2005年11月の特別総会で同計画を承認した。合併期日(appointed date of amalgamation)は2005年4月1日となっている。
合併の完了に伴いSAIL傘下の総合的鉄鋼プラントは5つになった。合併後に実行されるIISCOの拡張近代化計画は既に立案されており、約8000クロー(US$17.9億)を投じて熔銑(hot metal)の年産能力が現在の85万トンから2011-12年までに250万トンに拡張される。