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2006-02-20 ArtNo.37220
◆SemIndia、AP州とFab City事業覚書交換
【ハイデラバード】インドにウエハー製造施設を設けるために海外在住のインド人らが組織したコンソーシアム、SemIndiaは16日、アンドラブラデシュ州政府と、30億米ドルのウエハー・ファブ・プロジェクトに関する覚書を取り交わした。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとビジネス・スタンダードが2月17日報じたところによると、SemIndiaのVinod K. Agarwal会長は調印式後記者会見し、「特殊会社(SPV:special purpose vehicle)を設立し、45日以内にプロジェクトを進める役割をSPVに委ねる」と語った。同氏によると建設用地がSPVに移管されたならプロジェクトに着手する。シンガポール企業2社、JurongとSerbanaを、既にマスター・プラナーに指名しており、プロジェクトは段階的に進める。
第1期計画で検査/組み立て施設(test and assembly line)とファブを設ける。前者は年間2500万ユニットのチップを生産、後者は年間24万ユニットのウエハーを製造する。1つのウエハーから数百のチップを製造できる。前者には7500万米ドルが投じられ、テクノロジー・パートナーを務めるAdvanced Micro Devices (AMD)の使用に供される。
第2期計画でキャパシティーは2倍に拡大され、投資額は約30億米ドルに達する。Fab Cityには最終的に4~8のファブが設けられる。総投資額中10億米ドルは自己資本、残りは借入で賄う。最終的金融アレンジ(financial closure)は、近く発表される半導体政策と中央政府の出資額に依存している。
半導体産業はクラスター環境の下で成長するため、他のチップ・メーカーもインドに拠点を設けるものと予想される。製品は当面国内で消費されるが、その後全世界に輸出され、その際にはAMDの支援が望める。それ自身主要顧客のAMDは世界市場の23%のシェアを握っており、5年内に同シェアを2倍に拡大することを目指している。
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