2006-02-17 ArtNo.37218
◆Reliance Life、幹細胞治療薬を来年発売
【ムンバイ】インドにおける胚性幹細胞(embryonic stem cell)研究の草分けReliance Life Sciences Pvt Ltd(RLS)は、パーキンソン病、視覚障害等の神経障害や脊髄損傷(spinal cord injury)の治療に用いられる幹細胞(stem cell)ベースの医薬品を来年発売できる見通しだ。
ビジネス・スタンダードが2月16日、RLSのK V Subramaniam主任の言として報じたところによると、臨床前試験と臨床試験が完了したことから、6ヶ月乃至1年内に関係認可が取得できる。このため来年末までに新治療薬をインド市場に紹介できそうだ。
胚性幹細胞関連薬品に関しては、数種類の臨床前研究が進められており、何れも有望視されている。RLSの幹細胞と再生医療(regenerative medicines)領域の研究の多くは1、2年内に商業段階に入る見通しと言う。
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