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	2006-02-10 ArtNo.37172 
	◆Telekom Malaysia、Spice Telecom権益買収協議 
	【ニューデリー】Telekom Malaysia Berhad(TMB)は完全出資子会社TM International Sdn Bhd(TMI)を通じSpice Telecom Ltd(STL)プロモーターと初歩的なSTL権益買収交渉を進めている。 
  ヒンドゥー・ビジネス・ラインとインディアン・エクスプレスが2月7日報じたところによると、TMBはこのほどクアラルンプル証券取引所Bursa Malaysiaに以上の報告を行った。それによるとTMBは、スリランカ/バングラデシュ/パキスタン等、他の南アジア諸国への投資を補完するインドへの投資に関心を抱いていると言う。 
  これはインド・セル式電話市場進出を目指すTMBの2度目の試みで、同社はこれ以前にIdea Cellularの47%権益買収を図ったが、電信局(DOT:Department of Telecom)の認可を得られなかった。 
  パンジャブ州とカルナタカ州におけるセル式電話サービスを手掛けるSTLの契約者ベースは170万人で、B K Modi氏のSpicecorp (India)が51%出資、残りの49%のシェアはDeutsche BankとAshmore Investment Managementが保持している。Modi氏は、かなり以前から外国パートナーを物色していた。 
  ビジネス・スタンダードが7日伝えたところによると、やはりマレーシアの電話会社Maxis Communications Berhad(MCB)は、同社がTMBとSTL権益買収競争を展開しているとのマレーシア紙の報道に関して、Bursa Malaysia(クアラルンプル証券取引所)に、「STL権益買収に関わる何らかの合意が得られたなら報告する」と通知した。 
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