【ニューデリー】Container Corporation of India (Concor)は次期会計年度にウッタルプラデシュ州Mirzapur/ハリヤナ州Sonepat/パンジャブ州Dhapadに3つの内陸コンテナ・デポ(ICD)を設ける。
インディアン・エクスプレスが2月8日、アナリストの言を引用し報じたところによると、全国55カ所にターミナルを有するConcorは、新たに3つのICDを設けることにより、市場参入を目指す民間プレーヤーに対する競争力を一層強化できる。
Concorオフィシャルによると、Sonepatデポはまだ稼働していないが、Dhapadデポは4月までに稼働する。Mirzapurデポは目下経済価値の評価(financial evaluation)が行われている。消息筋によると、経済評価の完了を待って今年下半期に着工されるものと見られる。Concorはこれ以前にマドヤプラデシュ州Bhopal近郊MandideepにICDを設けており、同ICDは昨年既に稼働している。
観測筋によると、鉄道コンテナ輸送ビジネスへの民間部門の参入が認められたものの、実際にビジネスを手掛ける際には、鉄道沿線に独自のICDを設ける必要があり、それには一定の時間を要する。このためConcorの独占的地位が直ちに揺らぐ恐れはないと言う。