2006-02-08 ArtNo.37152
◆Voltas、電気機械ビジネスの好調でマージン6.9%に
【ムンバイ】電気機械ビジネスの好調等に支えられ、Voltasの営業マージンは6.9%に改善した。VoltasのM M Miyajiwala財務担当上級副社長によると、電気機械プロジェクト&サービス/エンジニアリング製品&サービス/空調&冷却サービスは、Voltasの3つの中核ビジネスで、それぞれ総売上げの60%、12~14%、27~28%を占めている。
ビジネス・スタンダードが2月7日報じたところによると、2005年12月期四半期の純益は前年同期の7.60クローから11.36クロー(US$254万)に49%、純売上げは同298.60クローから447.09クロー(US$1億)に50%、それぞれ拡大した。
一方、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月5日伝えたところによると、Miyajiwala氏はCNBC-TV18のインタビュー番組の中で以下のように語っている。国内経済がブームを呼んでいる他、原油価格の上昇で西アジア経済も活況を呈しているため、同社の電気機械部門は国内ビジネスと輸出ビジネス双方で好調な成長を見ている。
今会計年度9ヶ月間に国際ビジネス売上げは175%増の487クロー(US$1.09億)を記録、国内ビジネスも前年同期の770クローから890クロー(US$1.99億)に拡大した。
エンジニアリング・サービス、マテハン・ビジネス、繊維機械ビジネス、鉱業・建設部門は何れも好調で、国内空調ビジネスの受注は50%拡大、電気機械部門の手持ち受注は1500クロー(US$3.36億)をマーク、同社唯一のコミッション・ビジネス、エンジニアリング・サービスの受注は82クローから156クロー(US$3493万)に100%拡大した。
現時点では輸出ビジネスが売上げ全体の35%、国内ビジネスが65%を占めており、今会計年度を通じて同比率が維持されるものと見られる。しかし来年は国内ビジネスの成長が輸出ビジネスを上回るものと予想される。しかしそれによってマージンが下降することはないと言う。
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