SEAnews 2006-02-06 ArtNo.37140

【ニューデリー】インドの製薬会社及び公共研究機関が昨年世界知的所有権機関(WIPO:World Intellectual Property Organization)国際事務所に提出した特許申請は648件と、前年の723件を下回った。
デカン・ヘラルドが2月4日、WIPOの発表を引用し伝えたところによると、インドの企業や研究機関の中では科学産業調査評議会(CSIR:Council for Scientific and Industrial Research)とRanbaxy Laboratoriesの申請件数が最も多く、以下、Biocon Limited／Cipla／Sun Pharmaceutical Industries Ltd／Lupin／Cadila Healthcare Ltd／Dr Reddy Laboratories Ltd／Hetero Drugs Ltd／Wockhardt Limited等が続いている。
申請総数13万4000件の内、米国が全体の33.6％を占めトップ。以下、日本、ドイツ、フランス、英国、韓国、オランダの順。中国は昨年、カナダ、イタリア、オーストラリアを追い越し、トップ10入りを果たした。2000年以来の伸び率で見ると、日本が162％、韓国が200％、中国が212％で、これら3国だけで全体の24.1％を占めた。これに対して欧州特許条約(EPC:European Patent Convention)諸国のシェアは全体の34.6％だった。