2006-02-03 ArtNo.37120
◆昨年12月の中核インフラ産業成長率4.7%に鈍化
【ニューデリー】中核インフラストラクチャー産業6業種(six core infrastructure sectors:電力/石炭/鉄鋼/原油/石油精製/セメント)の2005年12月の成長率は4.7%と、前年同月の4.8%に比べ僅かに鈍化した。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダードが1月30/31日、商工省発表の暫定統計を引用し報じたところによると、12月のインフラ産業の成長鈍化は、主に原油生産の大幅な落ち込みと電力生産の不振に伴うもの。個別に見ると、原油-8.1%(-0.6%)、石油精製8.8%(9.2%)、石炭6.6%(7.7%)、電力2.9%(4.4%)、セメント13.4%(8.3%)と、セメントの生産を除き、何れも前年同期の成長実績(括弧内の数字、以下同様)を下回った。
年初9ヶ月(2005/4-12)の中核インフラ産業の成長率も4.5%と、やはり前年同期の6.4%に及ばなかった。個別に見ると、原油-5.9%(2.8%)、石油精製0.4%(6.6%)、石炭5.7%(7.3%)、電力4.7%(6.4%)、セメント10.9%(6.9%)と、やはりセメント生産以外は、何れも前年同期の伸びを下回った。
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