2006-02-03 ArtNo.37115
◆Kanoria Chem、苛性ソーダ製造能力を拡張
【レヌクート】地場化学企業Kanoria Chemicals and Industries Ltd(KCIL)は150クロー(US$3359万)を投じて苛性ソーダ製造施設の第2次拡張に乗り出す。
エコノミック・タイムズが1月29日報じたところによると、KCILのR V Kanoria会長兼MDはこのほど以上の計画を明らかにした。それによると、KCILは93クロー(US$2082万)を投じ第1次拡張計画を目下進めており、細胞膜(membrane cell)技術を用いた塩素アルカリ(Chlor Alkali)製造施設を設ける。同計画が3ヶ月後に完了すると、年産能力は現在の5万トンから9万トンに拡大する。第2次計画ではウッタルプラデシュ州Renukootの工場にやはり細胞膜技術を用いた塩素アルカリ製造施設をもう1つ増設する。これにより2006年1月から2007年の間に苛性ソーダの年産能力を4万トンほど拡大する。外貨建て転換社債(FCCB:foreign currency convertible bonds)の発行を通じ、2000万米ドルを調達、拡張費用の一部に当てる。
以上の拡張計画に伴い、KCILの年商は2005-06年の325クロー(US$7277万予想)から、2006-07年の400クロー(US$8956万)、2007-08年の550クロー(US$1.23億)に拡大が見込まれる。KCILは塩素派生品の生産も拡大、売上げの伸びを加速すると言う。
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