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2006-01-27 ArtNo.37091
◆MP州、電力料高騰で鉄鋼産業の半ばが存亡の危機に
【インドール】電力料の高騰と税負担からマドヤプラデシュ州の鉄鋼再圧延業者(ISR:iron and steel re-roller)と誘導炉ユニット(IFU:induction furnace unit)の半ばが存亡の危機に直面している。
ビジネス・スタンダードが1月24日報じたところによると、全インド誘導炉業者協会(AIIFA:All India Induction Furnace Association)のS M Jain会頭はこのほど以上の消息を語った。それによると、原料供給の逼迫が状況を一層深刻化させている。マドヤプラデシュ州のISR/IFU業者は、近隣のグジャラート州、マハラシュトラ州、チャッティースガル州の同業者と競争できなくなっている。これらの州では州政府が同業界に支援を提供している。マドヤプラデシュ州では過去3年間に40の再圧延工場が閉鎖され、数千の労働者が職を失った。州政府も主要な歳入源を喪失している。
ISRとIFUは大量の電力を消費、マドヤプラデシュ州電力局(MPSEB)は電力料収入の25%を、これらの業界から得ている。またマドヤプラデシュ州における電力料は1ユニット当たり5.45ルピーと、国内で最も高い水準になっている。高い電力コストと原料の調達難から同州のISR/IFU業界は週に2日乃至3日稼働しているに過ぎない。
AIIFAはShivraj Singh首席大臣に業界のこうした窮状を訴えるとともに、マドヤプラデシュ州電力監督局(Madhya Pradesh State Electricity Regulatory Authority)に電力料率を現在の11%から8%に引き下げるよう求めていると言う。
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