2006-01-27 ArtNo.37087
◆Zensar/野村、マイグレ・ソルーション第2次計画に着手
【プネー】富士通と地元RPG Enterprisesが合弁で設けたマハラシュトラ州Pune拠点のZensar Technologies Ltd(ZTL)は、ソフトウェア・マイグレーション・ソリューション『シタール(Sitar: Solution Initiative for Transformation and Reengineering)』の第2次開発に着手した。
ビジネス・スタンダードが1月26日、ZTLのステートメントを引用し報じたところによると、野村総合研究所(NRI)との1年間のパイロット・プロジェクトを成功裏に完了したZTLは、コスト1000万米ドル、期間18ヶ月(3000人月)と見積もられる第2次プロジェクトに着手した。
NRIの石橋氏(vice-president corporate)によると、これは日本のマイグレーション市場を開拓するための戦略的提携であり、野村の社内におけるパイロット・プロジェクトが完了したことから、外部の顧客に対するサービスを開始すると言う。
ZTLのV Balasubramanian上級副社長(アジア太平洋)によると、ZTLとNRIは手を携えてグローバル・マイグレーション市場を開拓することができる。ZTLはオブジェクト指向技術をベースにしたシステム分析とシステム導入(system implementation)を担当、NRIは基盤システムの構築、信頼性・性能・運用・プロジェクト管理・マイグレーション業務の保証、日本における専門知識を担当すると言う。
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