2006-01-27 ArtNo.37083
◆鉄道省、特殊会社設け港湾接続プロジェクトの資金調達
【ニューデリー】鉄道省は鉄道事業における公共民間協力(public-private partnership)計画の一環として、特殊会社(SPV:special purpose vehicle)7社を設け資金を調達、全国幹線道路建設計画(NHDP:National Highway Development Project)下の港湾接続プロジェクト(port connectivity projects)を推進する。
インディアン・エクスプレスが1月26日報じたところによると、SPVはフレート・コリドー・プロジェクトの結節機関(nodal agency)も務めるRail Vikas Nigam Limited(RVNL)の傘下に設けられ、以下の7つの港湾接続プロジェクトを加速する。1)Hastavaram-Krishnapatnam間:129キロ/コスト473クロー(US$1.06億)、2)Surat-Hajira間:30キロ/コスト130クロー(US$2911万)、3)Haridaspur-Paradip間:78キロ/コスト280クロー(US$6270万)、4)Bhildi- Samdari間:140キロ/コスト231クロー(US$5172万)、5)Bharuch-Samni-Dahej間:62キロ/161クロー(US$3605万)、6)Arsikeri-Hasan-Mangalore間:236キロ/170クロー(US$3807万)、7)Gandhidham-Palanpur間:313キロ/453クロー(US$1.01億)。
以上7件のプロジェクトは、NHDP第2次計画に同期し、2008年12月までの完成が目指される。消息筋によるとSPV7社は6~8ヶ月以内に設けられる。ちなみにRVNLの傘下には既にKutch Railway Companyと言うSPVが設けられている。SPVを設ける第1の目的は、これらのプロジェクトを2008年末までに完成させることと言う。
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