1995-10-28 ArtNo.3707
◆<馬>企業、売上5.7%アップ予想:業況見通し調査
【クアラルンプル】国内の公開/非公開企業の今年下半期の総売上は上半期(M$736億3580万)を5.7%上回り、雇用も2.9%拡大する見通しだ。
統計局が26日発表したところによれば、調査された12業種(220社)中9業種が増収を、3業種が減収を予想した。業種別に見ると、製造業は4%、銀行/その他の金融機関は9.9%、運輸業は13.8%、不動産/専門サービスは22.5%、卸売りは2.9%、小売は5.4%、建設は27.1%、ホテルは18%、石油/ガスを除く鉱業は6.7%の増収を予想、これに対して油椰子業は9%、木材伐採業は6.9%、天然ゴム業は0.7%の減収を予想した。また製造業に限ってみると18部門中の3部門、すなわち食品、電器を除く機械、ゴム加工が各13.4%、24.1%、24.3%の減収を予想した。また地元資本が支配権益を握る157社が7.4%、外資系企業53社が4.3%の増収を予想した反面、外国企業のマレーシア支店10社は3.2%の減収を予想した。
また下半期の投資支出は上半期に比べ6%の拡大が見込まれ、特に建物/その他の構造物への投資が47.7%、機械設備への投資が24.7%拡大すると予想されている。しかし運輸機器への投資は27.3%の縮小が予想された。また業種別では建設、伐採、鉱業部門が投資支出の縮小を、銀行/その他の金融機関、卸売り、小売、油椰子部門が投資支出の拡大を予想した。また地元資本が支配権益を握る企業が前期比6%減の42億8300万Mドルの投資支出を予想した反面、外資系企業は61.9%増の19億1800万Mドルの投資を予想している。(NST:10/27)
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