2006-01-25 ArtNo.37069
◆NTPC、チャッティースガル/オリッサに超メガ発電所建設
【ムンバイ】国営発電会社National Thermal Power Corporation(NTPC)はチャッティースガル州Laraとオリッサ州Darlipaliに各4000MW(メガワット)のピットヘッド(pit-head:炭坑の坑口)式ウルトラ・メガ火力発電所を設ける計画だ。
インディアン・エクスプレスが1月24日報じたところによると、インド中央政府は第11次五カ年計画期間に6万2000MWの発電能力を追加する計画で、NTPCはこのうち2万MWの発電施設の建設に8万クロー(US$179.13億)近くを投じる。上記2件の超メガ発電プロジェクトは、その一部。Lara/Darlipaliプロジェクトの第1期工事ではそれぞれ800MWの発電施設が設けられる。
電力省筋によると、NTPCが設ける2万MWの発電施設の内、3400MWは水力発電施設になる。電力省のRV Shahi次官を長とする専門委員会が先週、これらの計画に見直しを加えた。電力省もマハラシュトラ州/カルナタカ州/グジャラート州/チャッティースガル州/マドヤプラデシュ州に民間の参加を得てウルトラ・メガ発電施設を設ける方針で、Power Finance Corporationをこれらのプロジェクトの結節機関(nodal agency)に指名した。
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