2006-01-23 ArtNo.37057
◆JSW Steel、拡張計画と冷間圧延施設にUS$13億投資
【ムンバイ】JSW Steel Ltd(JSWSL)は5000クロー(US$11.1957億)を投じてスチール年産能力を700万トンに拡張するとともに、1000クロー(US$2.2億)を投じて年産100万トンの冷間圧延施設(CRM:Cold Rolling Mill)を増設する。
エコノミック・タイムズとデカン・ヘラルドが1月20/21日、JSWSLのSajjan Jindal副会長兼MDの言を引用し報じたところによると、JSWSLは一連の製造能力拡張計画を進めておりペレットの年産能力は420万トンから500万トンに、熱間圧延鋼帯は200万トンから250万トンに、スチールは250万トンから380万トンに拡張される。これらの施設は2006-07年第1四半期までに段階的に稼働する。JSWSLはその後、スチールの年産能力を380万トンからさらに700万トンに拡張する。
一方、CRMコンプレックスは、自動車産業及びシロモノ産業向け高付加価値製品に照準を合わせる。同プロジェクトの負債/自己資本比率は6:4。自己資本分の400クロー(US$8956万)は株主割当と内部余剰金で賄う。
スチール年産能力の拡張とCRMコンプレックスの総コストは6000クロー(US$13.43億)と見積もられ、内2400クロー(US$5.37億)は自己資本(内部余剰金・株主割当)で、3600クロー(US$8.06億)は借入で、それぞれ賄われる。
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