【コルカタ】政府は、特別経済区法(SEZ Act)の業種別規則を近く発表する。これによりSEZへの投資に拍車がかかるものと期待されている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月19日報じたところによると、インド産業連盟(CII:Confederation of Indian Industry)が主催した『インドと世界:グローバル貿易戦略』と題する“2006年パートナーシップ・サミット特別全体会議”の席上、Kamal Nath商工相は以上の消息を語った。同相によると現在70件、総投資額1万クロー(US$22.39億)のSEZプロジェクトが検討されており、新規則が発効すれば、これらのプロジェクトが続々実行に移されるものと見られる。
また既に設けられている25のSEZは、期待された投資誘致効果を発揮していないが、新規則の発効とともに、これらのSEZへの投資にも弾みがつくものと見られる。
一方、インド政府は2006年半ばに東南アジア諸国連合(ASEAN)と自由貿易協定(FTA)を締結する計画と言う。