2006-01-20 ArtNo.37049
◆Chemplast、PVC事業の外国パートナー物色
【チェンナイ】タミールナド州Chennai拠点のChemplast Sanmar Ltd(CSL)は、同州Cuddaloreに450クロー(US$1.0076億)を投じて年産17万トンのポリ塩化ビニール(PVC)製造施設を設けるため、複数の外国企業と技術提携交渉を進めている。
インディアン・エクスプレスが1月17日伝えたところによると、借入と自己資本のコンビネーションで進められる同プロジェクトは、3ヶ月以内の着工と2年内の稼働が目指されている。今月初に環境森林省の認可も下りたことから、CSL取締役会は16日、同プロジェクトを正式承認した。
CSLのP S Jayaraman重役(MD)によると、2ヶ月以内に外国パートナーを決定する方針で、原料の塩化ビニール・モノマー(VCM:vinyl chloride monomer)は中東、東南アジア、その他の近隣諸国から輸入する。目下年間100万トンの国内PVC市場は、年率8%の成長を遂げている。全国各地で大規模なインフラ事業や水利事業が計画されているため、今後一層の成長が予想される。年産17万トンの新プラントは運転開始後6~8ヶ月でフル稼働し、初年度に800クロー(US$1.79億)の売上げが望める。
CSLの2005年12月期四半期純益は7.67クロー(US$172万)と、前年同期の7.55クローを僅かに上回った。売上げも前年同期の147クローから158クロー(US$3538万)に拡大したと言う。
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