2006-01-20 ArtNo.37048
◆National Aluminium、アルミ製品2%以上値上げ
【ニューデリー】国営National Aluminium Company(Nalco)はアルミニウムのトン当たり価格を一律2500ルピー引き上げた。値上げ率は2%以上。Nalcoの値上げは今月に入って2度目。
ビジネス・スタンダードが1月17日伝えたところによると、値上げ後のアルミニウム地金(ingot:IC20)のトン当たり価格は11万3950ルピー、アルミ合金地金(alloy ingot:IA10)のそれは11万6550ルピー、アルミニウム・ビレット(CH10)は11万6950ルピー、アルミニウム・サウ(aluminium sow ingot:SE07)は11万4000ルピー、アルミニウム線材(aluminium wire rod:WE20)は12万2550ルピー、アルミニウム合金線材(aluminium alloy wire rod :WA10)は12万4550ルピーになった。
Nalcoが前回トン当たり3500ルピー値上げした際には、民間企業Hindalco Industriesも追随してトン当たり4000ルピー値上げしたが、今回はまだ追随していない。
ロンドン金属取引所(LME)のアルミニウム在庫は65万5875トンと過去2週間に1万2175トン増加したが、ファンドの投機的買い注文によりトン当たり価格は同期間に95米ドル上昇した。世界的にアルミニウム産業はエネルギー・コストの上昇に直面、少なからぬアルミ・メーカーが生産削減を強いられている。エネルギーはアルミニウム生産コストの50%を占める。
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