2006-01-18 ArtNo.37036
◆TataChem/Indo-Gulf、尿素設備拡張計画棚上げ
【ニューデリー】政府が新規則を設ける中、Tata ChemicalsとIndo-Gulf Fertilisersは、デボトルネキングを通じた尿素製造能力の拡張計画を棚上げした。これに伴い需給ギャップは53万2000トン拡大するものと予想される。
インディアン・エクスプレスが1月16日報じたところによると、新規則の下、両社は肥料局(DOF:department of fertilisers)の認可取得に際して詳細事業化調査報告(DFR:detailed feasibility report)を提出せねばならず、2006年4月1日に導入される新価格制度及び政府によって発表されるその他の価格規則を遵守せねばならない。加えてナフサ不使用準則も守らねばならない。
Tata ChemicalsのKapil Mehhan重役(肥料部門COO)は「DOFに新規則に関する説明を求め、交渉中」と語った。Indo-Gulf幹部は「新規則の下では、計画の詳細を算定し、修正を加えた後、初めて計画を実行でき、デボトルネッキング方式は最早採用できない」と指摘、「詳細事業化報告書からの逸脱を回避することはできない」と付言した。
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