2006-01-18 ArtNo.37030
◆Bharat Forge、US$9千万投じ新工場建設
【ニューデリー】現在進めている拡張計画が完了すれば、世界最大の鍛造会社になる見通しのBharat Forge Ltd(BFL)は、その後さらに400クロー(US$8956万)以上を投じ、既存工場とは別の場所に新工場を建設する。
インディアン・エクスプレスとビジネス・スタンダードが1月16日報じたところによると、BFLのAmit B Kalyani重役(ED)はこのほど以上の計画を明らかにした。それによると現在進めている拡張計画は2006年3月までに完成する。その後1年内により大きな製品や、サブ・アセンブリー、付加価値製品等の製造を手掛ける新工場を建設する。ロケーションはグジャラート州やマハラシュトラ州等が検討されており、間もなく決定される。
マハラシュトラ州Puneの工場は600クロー(US$1.34億)を投じて拡張工事が施されており、同工事が完成すると鍛造能力を現在の2倍の25万トンに拡大する。また中国工場が2006年4月に稼働すると、BFLの鍛造能力は60万トンに達し、Thyssenkruppの50万トンを上回る世界一の規模になる。
この他、顧客向けの製品開発や検査業務も手掛け、契約製造業者から総合的なサービス・サプライヤーへの変身を目指す。BFLは、Tata Motorsの小型車計画にクランクシャフトを納入する交渉も進めていると言う。
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