1995-10-28 ArtNo.3703
◆<馬>NEC、低付加価値業務をインドネシアに移転
【シンガポール】NECセミコンダクター・マレーシアSdn Bhdは低マージンの集積回路(IC)及びトランジスター製造業務を1997年までにインドネシアの新合弁会社に移転し、16MB(メガビット)DRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)チップの製造を拡大する。
NECビジネス・コーディネーション・センター(シンガポール)Pte LtdのマイケルBuchholz課長補佐が26日語ったところによると、マレーシア工場における16MB-DRAMチップの製造は今年12月からスタートし、当初の製造規模は30万ユニット、その後3倍に拡大が図られる。NECは、マレーシアにおける来年3月までの1年間の投資予算を20億円上乗せすると最近発表している。
インドネシアにおける4500万米ドルの新合弁事業には、NECが65%、住友商事が10%、PTハンパス・エレクトロニカが残りを出資、新工場は1997年中に完成する予定。(ST:10/27)
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