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2006-01-13 ArtNo.37005
◆昨年の電力生産成長率僅か4%
【ムンバイ】カレンダー・イヤー、2005年の電力生産の伸び率は、ガス及び液化天然ガス(LNG)の供給不足が祟り4%にとどまった。
インディアン・エクスプレスが1月10日、電力省の内部報告を引用し報じたところによると、2005年の電力生産は火力が4908億4000万ユニット、水力が990億7000万ユニット、原子力が176億9000万ユニット、合計6059億2000万ユニットで、ガスとLNGの供給さえ十分だったなら別に260億ユニットの電力が生産され、発電事業に限っては8.4%の成長が実現できたはずだった。
ガス火力発電所は主にマハラシュトラ州、グジャラート州、カルナタカ州に位置し、州営発電会社(州電力局から分離独立)や国営National Thermal Power Corporation (NTPC)及び民間企業により経営されている。
例えばマハラシュトラ州の州営MahaGencoがMumbai近郊Uranに設けた950MW(メガワット)の火力発電所の発電量は、400MW前後にとどまっている。NTPCがグジャラート州のKawasとGandharに設けたガス火力発電所はガス供給不足をナフサで補っている。
これらの地域のガス火力発電所がガス不足から解放されるのは、GAIL IndiaのUran-Dahejパイプラインが完成する2007年2月まで待たねばならない。同パイプラインはもともと2006年6月までに完成するはずだった。
しかし送電部門は、2005年の成長目標をほぼ達成した。各500MWのRaipur-Raurkela及びGazuwakaリンクが完成したことにより、これらの地域の送電キャパシティーは1000MW拡大した。
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