1995-10-28 ArtNo.3700
◆<星>メタル・スタンピングのアムテック、蘇州工場計画
【シンガポール】メタル・スタンピングのアムテク・エンジニアリングは事業拡張計画の下、中国における新工場の建設、マレーシア工場の拡張、シンガポールにおける企業買収を準備している。
アムテクのリー・アービー会長によると、既に蘇州における製造業ライセンスを中国当局に申請しており、工場は2年内に完成、3~4年間に1000万~2000万Sドルが投資される。一方、同社が51%、シンガポール証取(SES)上場のプリント基板会社シュワイザー・サーキッツが9%出資する中国広西省のアムテク(南昌)ケーブルは1カ月前に操業を開始、初年度の売上は200万~300万Sドル、第3年目のそれは1000万Sドルに達する見通しだ。
同社はマレーシアのジョホール工場の拡張とともに、第2工場の建設も計画している。向こう2年間の予想投資額は500万~1000万Mドルで、子会社のAEテクノロジーSdn Bhdにより投資される。マレーシア事業は今後2年間年率25%の成長が見込める。 シンガポールで計画されているハイスピード・メタル・スタンピングに関わる企業買収のコストは500万Sドル以内で、3カ月以内にまとまる見通しだ。
同社の1995年6月締め年度売上は41%増の1億9700万Sドル、純益は24%増の1460万Sドルで、来年度は20~30%の売上増と15%の増益が見込まれている。(BT:10/27)
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