2006-01-13 ArtNo.36995
◆Bosch、コモンレール直噴装置製造施設等にUS$2億投資
【ニューデリー】Bosch Groupは11日、向こう3年間にインド子会社4社に新たに1000クロー(US$2.24億)を投じ、ディーゼル・エンジン・キー・コンポーネントの1つ、コモンレール直噴(CRDI: Common-rail Direct Injection)システムの製造施設等を設ける計画を発表した。BoschはインドにMotor Industries Company (MICO)/Robert Bosch India/Bosch Chassis Systems India/Bosch Rexroth India等の子会社を擁する。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレスが1月11/12日伝えたところによると、Robert Bosch GmbHのBernd Bohr会長はAuto Expoの会場で以上の計画を語った。グループは2004年にも約1000クローの投資計画を発表しており、今回発表された追加投資計画により2008年までの対インド新規投資額は1800クロー(US$4.03億)に達する。
投資の主要部分は自動車コンポーネント・ビジネス、取り分けディーゼル・エンジン領域の拡張に投じられる。約550クロー(US$1.23億)は、高圧コモンレール式燃料噴射システム(high-pressure common-rail systems)の量産施設に投資される。新規投資の他の部分は、インドに展開する様々な子会社の設備能力の拡張、一般資本支出、保守、新研究開発(R&D)施設等に充当されると言う。
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