2006-01-11 ArtNo.36985
◆Dishnet/Essar/Spice等、長距離電話ラインセンス申請
【ムンバイ】昨年12月に発効した国内長距離電話(NLD:National Long Distance)及び国際長距離電話(ILD:International Long Distance)新ライセンス規則の下、地元事業家C Sivasankaran氏、Essar Shipping、Spice Telecom Ltd(STL)等が長距離電話ビジネス参入を目指している。
インディアン・エクスプレスとエコノミック・タイムズが1月5日報じたところによると、Sivasankaran氏はDishnet Wirelessを通じ、Essar ShippingはShippingstop Dot Com (India) Pvt Ltdを通じ、それぞれ関係申請を行った。
電気通信局(DOT:department of telecommunications)筋によると、国内最大のインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)、Sify CommunicationsもNLD/ILD双方のライセンスを申請した。
最近携帯電話サービス会社Aircel権益をマレーシア企業Maxisに、ISPビジネスをTataグループ傘下のVidesh Sanchar Nigam Ltdに、それぞれ売却したSivasankaran氏は、改めて長距離電話ビジネスへの進出を図る。
Hutchison EssarもNLDラインセンスを申請した。同合合弁チームは2005年初にNLDライセンスを申請したものの、同申請はこれまでペンディングされて来た。
この他、GAIL India Ltd、Idea Cellular、Shyam Telelink等もNLDビジネスに関心を表明している。GAILは独自の全国通信幹線網を保持しているが、Ideaは、他社の設備をリースするものと見られる。
これまではBharti、VSNL、BSNL3社のみがNLDビジネスを手掛けていた。
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