【ニューデリー】今会計年度上半期(2005/4-9)のパーソナル・コンピューター(PC)販売は２３４万ユニットと、前年同期の１７１万ユニットに比べ３６％の成長を見た。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルド、ザ・ヒンドゥーが１月５／６日伝えたところによると、情報技術製造業者協会(MAIT:Manufacturers' Association for Information Technology)はこのほど以上の統計数字を発表するとともに、今会計年度を通じたＰＣ販売台数予測を、これ以前の４２５万ユニットから４７０万ユニットに上方修正した。
MAITのVinnie Mehta常務理事(ED)によると、法人部門の消費拡大、小規模タウンの旺盛な需要、１万ルピー未満のＰＣの登場が、ＰＣ販売の伸びを牽引した。
ビジネス向けＰＣ販売は５５％の成長を遂げ、ＰＣ販売全体の７８％を占めた。特に大企業のシェアが５５％に達した。しかし家庭向け販売は、昨年同期比５％減の５１万ユニットにとどまった。
小規模タウンのシェアは５５％に拡大、対照的に４メトロ(ﾆｭｰﾃﾞﾘｰ/ﾑﾝﾊﾞｲ/ﾁｪﾝﾅｲ/ｺﾙｶﾀ)のシェアが３５％から３０％に縮小した。Ｂ／Ｃクラス・シティーのシェアが７０％に達し、昨年同期比４４％の成長を見た。また１万ルピー未満のＰＣは少なくとも１万ユニットが販売された。
アセンブルＰＣのシェアが４４％から３４％に縮小した反面、国産ブランドのシェアが２３％から３１％に、多国籍ブランドのそれが３３％から３５％に、それぞれ拡大した。
ノートブックＰＣの販売台数は家庭向けだけで、前年同期比９４％増の１万６０００ユニットを記録した。小規模都市における販売が１９２％の成長を遂げ、ノートブックＰＣ全体の３７％を占めた。
サーバーの販売はＣクラスの都市では１１０％、Ｂクラスの都市で８７％の成長が記録された。
プロセッサー別では、ペンティアム４(P4)が全体の８１％を占め、AMD／Cyrix／Celeronのシェアが合計１７％、Ｐ３が２％だった。