2006-01-11 ArtNo.36979
◆ヒマチャルプラデシュ州、水力発電計画28件の入札募集
【ニューデリー】ヒマチャルプラデシュ州政府は8日、28件、合計4000MW(メガワット)の水力発電プロジェクトの入札を募集した。
ビジネス・スタンダードが1月9日伝えたところによると、州政府は独自プロジェクトの申請も受け付けており、サイズは『5MW未満』、『5~100MW』、『100MW以上』から成る。建設・所有・経営・引き渡し(BOOT:build own operate transfer)方式により開発される。
今回入札にかけられた5~715MWのプロジェクト28件の大部分は、Kinnaur/Lahaul-Spiti県内のSpiti/Chenab/Satluj各河川流域の高地に位置しており、それ以外の複数のプロジェクトはShimla/Chamba/Bilaspur県に位置している。
州政府はこれら全てのプロジェクトに最大49%出資する権利を留保しているが、Reliance等の一部の企業は前回入札の際、同条件に反対した経緯がある。
ヒマチャルプラデシュ州電力局(HPSEB:Himachal Pradesh State Electricity Board)は昨年10月にも、15件、合計1767MWの発電プロジェクトの入札を募集している。HPSEBメンバー、R L Chouhan氏がこれ以前に明らかにしたところによると、前回はReliance Energy/Torrent Power/Jaiprakash Group/Larsen & Toubro等が応札した。
今回の入札により、HPSEBは州内において確認された潜在プロジェクト全てを入札にかけたことになる。
|