2006-01-09 ArtNo.36971
◆Bajaj Auto、12月の販売3%増加、Chakanに新工場建設
【ムンバイ】Bajaj Auto Ltd(BAL)の昨年12月の二輪三輪車販売台数は17万3479台と、前年同月の16万8806台に比べ3%増加した。
エコノミック・タイムズが1月2日伝えたところによると、BALの12月のモーターサイクル販売台数は昨年同期の14万3727台から14万8263台に3%、二輪車の合計販売台数は同15万4101台から15万4945台に1%、三輪車の販売台数は同1万4705台から1万8534台に26%、二輪三輪車の輸出台数は同1万1360台から1万8534台に63%、それぞれ増加した。
エコノミック・タイムズが12月28日報じたところでは、BALはUnion Bank of India(UBI)と提携し、二輪車購入者にオン・ロード・コスト(Ex-ShowRoom Price + Road Tax + Insurance + Service Charges)を100%融資する。融資の返済期間は1~5年、年利は9%。
同紙が12月29日伝えたところによると、BALは四輪車ビジネスに進出するためマハラシュトラ州Chakan周辺の約200エーカーの工場用地を物色している。また三輪車新モデルを市場に投入、モーターサイクル・ビジネスの成功を、三輪/四輪車ビジネスにおいても再現する計画だ。BALのRajiv Bajaj重役(MD)によると、Chakanに設ける新工場では三輪車新モデルと四輪車が製造される。投資額は数百クローと見積もられる。同社は1年ほど前から構想を練って来たが、コンセプトは既に完成しており、今や製造に取りかかる時期を迎えている。三輪車と四輪車のプラットフォームは異なるが一部の装置は類似している。最初の製品は今から2年後に市場に投入される。
マハラシュトラ州Aurangabad近郊Walujの既存三輪車製造工場を拡張することも可能だが、ChakanはAkurdiのマザー工場とMumbai-Puneハイウェイに隣接している。加えて全く新たな発想で新ビジネスをスタートさせる上から、既存工場を拡張するのではなく、新工場を設ける方針を決めたと言う。
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