2005-12-23 ArtNo.36962
◆インド医学研究評議会、Merckの子宮頚癌薬開発に協力
【ニューデリー】米国ニュージャージー拠点のMerck & Co. Incが完全出資するMSD India Pvt Ltdは、インド医学研究評議会(ICMR:Indian Council of Medical Research)と子宮頚癌(cervical cancer)治療薬『Gardasil』の研究に関わる協力協定を結んだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月21日報じたところによると、Merck社は米国食品薬品局(FDA:Food and Drug Administration)から同ワクチンの米国における販売認可を得ており、近く欧州連盟(EU)当局にも同様の申請を行う見通しだ。
MSDとICMRの協力は、インドで販売される全ての薬品に義務づけられている第3段階の臨床試験(Phase III clinical trials)に加えて手掛けられ、調査が完了後、両者はインド市場に同ワクチンを紹介する具体的策を練ると言う。
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