2005-12-21 ArtNo.36940
◆MAN-Force Motors、来年第1四半期に車両/部品の製造開始
【プネー】マハラシュトラ州Pune拠点のForce Motors Ltd(FML:旧社名Bajaj Tempo)と合弁協定を結んだ欧州第3位のトラック・メーカー、MAN AGは、来年第4四半期にFMLがマドヤプラデシュ州Pithampurに設けた工場からその製品を出荷する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月19日、FMLのAbhay Firodiaの会長兼MDの言を引用し伝えたところによると、向こう3年間に合弁施設に500クロー(US$1.087億)を投資する予定で、Pithampur工場には合弁事業に充当する新設備を既に増設している。同施設は2006年第1四半期に稼働、16~50トンの各種車両(ダンプ/セメント・ミキサー/消防車等)のエンジン、キャブ、その他の組み立て部品を生産する。年間生産能力は2万4000ユニット。プロジェクトが若干遅延したのは、技術提携を合弁事業に転換したため。
MANのAnton Weinmann主任(トラック部門)によると、1億8000万米ドルの同合弁事業にFMLが70%、MANは30%、それぞれ出資する。2006年第4四半期に車両の出荷を開始、2008年までに年間2万4000台の販売を目指す。価格は欧州におけるほぼ半値の約3万5000ユーロになると言う。
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