【ムンバイ】今年上半期(2005/4-9)にインドに流入した外資は79億6000万米ドルと、昨年同期の23億8000万米ドルの3倍以上に拡大した。
エコノミック・タイムズが12月18日、中央銀行Reserve Bank of India (RBI)の最新報告書を引用し、伝えたところによると、今年上半期には外国直接投資(FDI)が昨年同期の18億7000万米ドルから28億6000万米ドルに、国際預託証券(GDR)/米国預託証券(ADR)/外国機関投資家(FII:foreign institutional investor)/その他を通じたポートフォリオ投資が同5億1200万米ドルから51億米ドルに、それぞれ拡大した。
しかしFDIの内訳を見ると、株式取得を通じた企業買収は昨年同期の5億700万米ドルから4億9200万米ドルに減少し、非居住インド人(NRI:non-resident Indian)の投資は今年上半期もゼロだった。NRIの投資は2002-03年、2003-04年、2004-05年とゼロが続いている。それに先立つ2年間には6700万米ドルと3500万米ドルが投資されていた。
今年上半期のADR/GDRルートを通じた資金調達額は、昨年同期の1億7000万米ドルから8億7000万米ドルに拡大した。