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	2005-12-19 ArtNo.36932 
	◆『Brand India』ロゴでデザイン向上目指す 
	【ニューデリー】インド政府は、製造業者に『Brand India』ロゴ使用の資格認定を義務づける全国デザイン政策を3ヶ月以内に閣議承認するものと見られる。 
  エコノミック・タイムズが12月18日報じたところによると、新政策の下、一定のデザイン基準を満たした製造業者は、特別にデザインされた『Brand India』ロゴを用いることができるが、輸出業者が同ロゴを用いることはできない。 
  商工省のN N Prasad次官補によると、新政策は業界に対する多くの波及効果を生み出すものと見られる。同政策は政府の意向を表明する単なるステートメントではなく、一定期間に実行される活動計画である。デザインに対する認識を啓発する予算が組まれ、国立デザイン学院(NID:National Institute of Design)に類似した訓練機関も設けられる他、ある種の品質基準を証明する『Brand India』ロゴが導入される。 
  新政策発効後、大規模なデザイン集会が全国各地で催され、成功事例が紹介される。またグジャラート州AhmedabadのNIDに倣ったデザイン学院が少なくとも新たに6校設けられる。NIDのカリキュラムはアップグレードされ、卒業者には高専卒資格(diplomas)ではなく、学位(degrees)が授与される。政府は12月末までにデザイン政策を立案し、閣議承認する方針と言う。 
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